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スーパーでもデリでも買える「タブレ」はフランスの国民食 スーパーでもデリでも買える「タブレ」はフランスの国民食

口尾麻美

口尾 麻美Asami Kuchio

料理研究家。世界の料理をテーマに、旅先で出会った味からヒントを得たレシピを
各種メディアで発信。
【著書】
『まだ知らない台湾ローカル旅とレシピ』
『はじめまして 電鍋レシピ 台湾からきた万能電気釜でつくる おいしい料理と旅の話。』
など多数。

北アフリカ生まれの世界最小のパスタ「クスクス」。最近は日本でもよく見かけ、手に入れやすくなっていますよね。
そんなクスクスを使った「タブレ」という料理をご存じですか?

タブレはパセリやキュウリ、トマトなどの野菜を細かく切り、クスクスと合わせていただくサラダ。
もともとは「タッブーレ」という中東の家庭料理で、「ブルグル」と呼ばれる蒸した全粒小麦のひき割りを使うのですが、
それをクスクスでつくったのがタブレ。
要は、中東の料理を北アフリカの材料でヨーロッパ風にアレンジしたという、移民の多いフランスならではのカルチャーが
生んだサラダなんです。

フランス人は日常的にこのタブレを食べていて、国民食といっても過言ではないそう。これだけで昼ごはんをすませたり、
晩ごはんにはメインディッシュのつけ合わせとしても食べられています。
私がパリを訪れたときには、量り売りできるデリのショーケースにはいろんな種類のタブレが並んでいて、
スーパーではパックに入って売られているタブレもありました。

どんな食材や味付けにも合うのが魅力 どんな食材や味付けにも合うのが魅力

そんなタブレに欠かせない食材はハーブ。定番はイタリアンパセリを使いますが、ミントやバジル、青ジソなどを
刻んで加えてもおいしいし、パクチーを使ったアジア風のタブレもおすすめです。

具材もビーツや、オレンジなどのフルーツにナッツを入れたり、蒸し鶏やツナを加えても。
また、今回は定番の味つけにしましたが、ナンプラーとライムの絞り汁を合わせてエスニック風にするなど、とにかくなんでもあり。
こちらのレシピをベースにいろいろ試して、自分好みの味を見つけてください!

『ESSE7月号』掲載 
撮影/柳原久子 イラスト/森 千章 取材・文/城石眞紀子 デザイン/宮島信太郎(SHIRT)

材料(2人分)

  • クスクス
    1/2カップ
  • オリーブオイル
    大さじ1/2
  • 熱湯
    1/3カップ
  • トマト
    1/2個
  • キュウリ
    1/2本
  • 紫タマネギ
    1/4個
  • イタリアンパセリ(刻む)
    大さじ2
  • 【A】
  • オリーブオイル
    大さじ2~3
  • レモン汁
    大さじ1~2
  • 小さじ1/2

作り方

  • ボウルにクスクスとオリーブオイルを入れて混ぜ、分量の熱湯を注いで全体になじませる。ラップをして10分ほどおき、クスクスが水分を吸ったらゴムベラなどでほぐす。
  • トマトはヘタと種を除いて5㎜角に切る。キュウリは5㎜角に切る、紫タマネギはみじん切りにする。
  • 、イタリアンパセリ、Aを加えて混ぜる。

あとから野菜の水気やドレッシングが加わるので、クスクスは少なめの熱湯でかために戻す

使った調味料はこれ
クスクス

クスクス(ビアブランド) 500g

デュラム小麦を使った粒状のパスタ。熱湯を注いで数分蒸らすだけで戻せる。サラダのほか、煮込み料理に添えたりスープの具材としても便利

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